カードローンとアコムなどの消費者金融との違い
まず銀行系のカードローンですが、利用限度額が大体500万円のところが多く、オリックス銀行では最大800万円まで借り入れ可能です。これは消費者金融と違い、貸金業法の総量規制の対象外のためです。総量規制とは、個人向け貸し付けに対する貸付限度額の規制(収入の三分の一)で、法人や銀行系のカードローンには適用されません。そのため大口の借り入れに向いています。金利も低く、5%をきる銀行もあります。他にローンを1本化するおまとめローンを利用すると、この低金利が非常に魅力的です。おまとめローンとは、複数のローンを1つにまとめて返済先を1つの会社にすることをいいます。こうすることによって複数の会社に借り入れしていた場合の返済日や金額の混乱を防ぐことが出来ます。返済計画も立てやすくなり、月々の返済額も減り負担が少なくなるのも利点です。ただ銀行系のカードローンは、審査から融資まで時間がかかったりその審査基準も高い点には注意が必要です。心配なら複数の銀行の審査に申し込むといいでしょう。
次に消費者金融系カードローンですが、ネットから申し込んで最短30分ほどで審査が済み、当日融資可能な場合が多い点が魅力で、早く借り入れをしたい方にはぴったりです。返済も銀行のATMから出来るところもあり便利です。ただ審査が通りやすいかわりに金利が高めなので返済計画をしっかり立ててから利用した方が良いでしょう。他にも貸金業法の総量規制が適用され、年収の三分の一以上借りることが出来ません。
以上が銀行系のカードローンと消費者金融系カードローンの違いです。これらをふまえた上で利用は計画的にしましょう。